確認しておきたい、コットンパフの正しい使い方
コットンパフの正しい使い方を紹介します。
間違った使い方で使用していると、肌に傷をつけたりする恐れがあります。
必ず確認してください。
ただし、種類によっては以下の方法が推奨されない場合があります。
コットンパフを使用する際は、その使用法をしっかりと確認したうえでご使用ください。
コットンパフの使い方を間違えると
化粧水や美容液に気を遣っている方は多いと思いますが、意外とそのつけ方まで、しっかりとこだわっている方は少ないかもしれません。
正しいつけ方を知らずに、化粧品を使っていると、せっかくの効果が無駄になってしまうこともあります。
コットンパフを使うことで、手肌で化粧水などを使うよりも、効率的に浸透させることができます。
しかし、正しい使い方を知らないで使っているとお肌に傷をつけてしまうというデメリットがあります。
しっかりと、正しいつけ方を覚えれば、コットンパフを使用することで得られるメリットがたくさんあります。
コットンパフを使用するメリット
コットンパフを使用することで得られるメリットについて解説します。
メリットは次の4つです。
- お肌に成分が浸透しやすい
- 清潔
- ムラがすくない
- 経済的
それぞれについて解説します。
お肌に成分が浸透しやすい
コットンパフは綿の細かい繊維でできています。
この繊維に化粧水などを染み込ませることで、繊維の先が手指では届かない、毛穴の奥まで成分を届けます。
つまり、コットンパフを使うことで、よりお肌の奥深くまで、成分を浸透させることができます。
清潔
人の手は、様々なところを触っているので、常に雑菌が繁殖しています。
化粧水を手で使う前に、手を洗っていたとしても、完全に落ちきることはありません。
コットンパフは使い捨てで、清潔な環境で製造され保管されているので、人の手に繁殖するような雑菌は存在せず、お肌を清潔に保つことができます。
ムラがすくない
人の手は、無数の凹凸が存在し、どうしても化粧水などをお肌に浸透させようとすると、多少のムラができてしまいます。
コットンパフはこの凹凸が少ないので、より均等にお肌に化粧水などを浸透させることができます。
経済的
コットンパフはお金もかかるし、ごみも出るので、遠慮したいと思われるでしょうが、化粧水などを節約することにつながります。
コットンパフを用いて、すみやかにお肌に浸透させることで、結果的に使用する化粧水などが減ります。
そのため長期的に考えると、コットンパフを使用したほうが経済的です。
コットンパフを使用するデメリット
コットンパフを使用することによるデメリットを解説します。
デメリットは1つです。
- 手肌よりも刺激が強い
これについて、解説します。
手肌よりも刺激が強い
コットンパフを正しい使い方で使用すれば、刺激に関して言えば、かなり和らぎます。
ただし、手肌と比べると、どうしても刺激はあります。
コットンパフの繊維は綿でできているのですが、その繊維の先端が毛穴などの奥まで入り込み傷をつけてしまったり、お肌の表面に小さな傷をつけていしまいます。
ただ、敏感肌の方以外は、気にすることもない程です。
そのため、敏感肌の方は、コットンパフをおすすめすることができません。
ただし、コットンパフにはシルクを配合しているものもあります。
そちらは一度試してみてもよいかもしれません。
コットンパフの正しい使い方の手順
コットンパフの正しい使い方の手順について解説します。
手順は以下の通りです。
-
コットンパフに化粧水をたっぷり浸す
-
コットンパフを中指と薬指の上に乗せ、人差し指と小指で挟む
-
顔の中心から外側に、優しく滑らせる
-
3を顔全体に化粧水がなじむまで続ける
-
コットンパフを折りたたみ、小鼻や目の下などに化粧水をなじませる
それぞれの手順について解説します。
1.コットンパフに化粧水をたっぷり浸す
化粧水をコットンパフにたっぷり染み込ませます。
目安としてはコットンパフが化粧水でタプタプするくらいです。
多すぎるくらいが適量です。
なぜたっぷり浸すのですか?
たっぷり浸さないと、次の手順でコットンパフを滑らせるときに、お肌に傷がついてしまいます。
そのため、コットンパフがお肌を傷つけることがないように、たっぷりと浸します。
2.コットンパフを中指と薬指の上に乗せ、人差し指と小指で挟む
コットンパフを中指と薬指の上に乗せ、人差し指と小指で挟みます。
このとき、必ず繊維の方向を確認しましょう。
繊維の方向に手は動かすようにします。
なぜそのような持ち方なのですか?
この持ち方をすると、コットンパフが自然と平な形になります。
また、コットンパフをお肌に当てる力が調整しやすいので、お肌に傷をつけにくくなります。
繊維の方向とは何ですか?
コットンパフには繊維の方向があります。
基本的には長い方に繊維の方向は向いています。
そのため、指で挟むときは、長い方を挟むようにするとよいです。
3.顔の中心から外側に、優しく滑らせる
4.3を顔全体に化粧水がなじむまで続ける
顔の中心から外側に優しくコットンパフを当てながら滑らせます。
このとき、力をあまりくわえないように気をつけてください。
力を加えると、お肌に傷を作り、逆効果になってしまいます。
顔の中心から外側に、上へリフトアップさせるような気分で滑らせます。
なぜ、顔の中心から外側に滑らせるのですか?
お肌には、コットンパフのように繊維の方向のようなものがあります。
これによって、皺やたるみが発生します。
顔の中心から外側にコットンパフを滑らせようとすると、丁度、このお肌の繊維の方向に動かすことができます。
これにより、普段よりも浸透しやすくなります。
リフトアップさせるようにするのも、同じ理由です。
5.コットンパフを折りたたみ、小鼻や目の下などに化粧水をなじませる
コットンパフを折りたたみ、細かいパーツになじませていきます。
折りたたむことで、その人の気になるパーツや細かいパーツに効果的に染み込ませることができます。
しっかりと染み込むまで続けましょう。
コットンパフの種類
コットンパフにはメーカーなどにより、素材や形状が異なります。
そのため、目的に合わせて使い分けるようにしましょう。
基本的にはどの形状、種類のコットンパフでも、パッティング、アイメイクなどオールラウンドに用いることができます。
紹介するのは、コットンパフの中でも特徴的なものなので、気になる方は試してみてもよいと思います。
形状
ラウンドタイプ
中の綿を不織布で包み込んだものです。
封入型で中から綿が飛び出さないので、型崩れをすることもありません。
2wayタイプ
メッシュタイプの不織布と不織布で挟み、両端をエンボスシールで張り合わせています。
片面は化粧水などでのケアで用いて、もう片面ではふき取りなどができます。
セパレートタイプ
薄手のコットンを何層にも重ねています。
はがしてパックなどに使えます。
素材
オーガニックコットン
有機栽培の綿花から作られたコットンです。
農薬などがつかわれていないため、安全安心です。
絹
基本的には、コットンと配合して用いられます。
値段がコットンパフの中では高いですが、なめらかな肌ざわりや、柔らかい繊維でできているので、敏感肌の方でも用いることができます。
保湿成分
保湿成分などが配合されたコットンです。
乾燥肌の方や、敏感肌の方におすすめです。
まとめ
コットンパフは正しい使い方をすれば、たくさんのメリットがあります。
今までコットンパフについて、忌避していた方は、一度試されるとよいです。